嫁たちの解放運動 2

猫の手も借りたい田植え期の農繁期に季節託児所ということで、お寺の本堂を借りて子供をみていました。


それを公民館が幼児学級というかたちで幼児を集めて今の保育所のようなことをして、それが町立保育所に発展していく。


それも、疲れる農繁期に嫁さんがゆっくり昼寝して休みたい、との訴えがキッカケとなって若い嫁さんたちが中心に盛り上がり、季節託児所から保育所設置に発展させていきました。


また、酒会社が酒粕の廃液を雄物川に流したため、川が汚れて夏に子供たちが水遊びができなくなり、小中学校では水泳禁止の校令を出したことがありました。


酒会社に公害だということでかけ合い、保障金を支払わせて学校にプールを作らせる。


これも成功するのは昭和3十年代で、嫁さんたちが中心となってやりました。


この嫁さんたちは、今50歳代の後半から60歳代半ばになる人たちですが、その後、村の民主化の中で村づくりのためにいろんな役割を果たすようになるわけです。


これは大したことないと言えばそれまででしょうが、昭和30年代における一地方の遅れた農村の中では大変な動きであったと言えます。

嫁たちの解放運動

戦後直後の秋田県のある村でこんな話があるので紹介します。


・・・私の部落は水の悪いところで、井戸水を汲み上げると鉄分が多く真赤になって、白いタオルを一度風呂に使うと赤く染まってしまうほどで、白いワイシャツなんて井戸水ではとても洗たくできなかったんです。


家の前を流れる川の水を嫁さんたちが桶で汲んで風呂をわかす。


これがまた大変な重労働だったんです。


そのため、水道が欲しいということで、仙台の大学の先生を現地によんで電波探知器で調査した結果、160メートル下に良質の水があることを発見しました。


そこで女の人たちが中心になって町役場に働きかけて、生活改善の予算計上に成功し、ボーリングして水を出し、7戸共同で水道をつくる。


それが、部落簡易水道あるいは町全体に上水道ができるきっかけをつくりました。


30年前のことですが、そういうことを30歳そこそこの嫁さんたちの力を中心にみごとにやりとげました。


今はどこでも保育所や幼稚園がありますが、そのころは幼稚園なんてなかった時代です。


トマト1c㎡に1万個のバクテリア 7

●台所の備品や不潔な場所


汚れた台所や汚れた備品には無数のバクテリアがいると誰もが認めるようになれば、と思います。


でも、どこにそんなにいるの、と言う人は、台所を注意深く見つめる必要があります。


古いあげぶた、ひびのはいったまな板、そのほかすみっこやすき間を注意深く見ましょう。


・バクテリアに必要なものは


さて、台所にいるバクテリアの居場所はいくらかわかったので、バクテリアが育ち、増えるには何が必要かを調べるのも意味があるでしょう。


それは基本的に次の4つです。


1.栄養分

2.適当な温度

3.水分

4.少しばかりの時間

トマト1c㎡に1万個のバクテリア 6

●ペット


動物の多くは人にとって有害なバクテリアの重要な発生源です。


ペットも例外ではなく、動物たちが人間のすばらしい衛生規則に従うことは期待できません。


どんなにかわいい犬でも人間の皿をなめさせるべきではないし、あまり台所にはいりすぎるのも許すべきではないのです。


多くの人が猫はとてもきれいな動物であると考えています。


しかし近所のごみ箱をあさってからあなたの居場所を歩きまわり、無数のバクテリアを運んできているのを考えましょう。


●ネズミと害虫


ネズミや害虫もその体の内外に有害バクテリアを付着させて運ぶ不潔な生きものです。


下水道や排水口に52住み、排泄物でも何でも餌にします。


家庭にしろ店にしろ、台所付近にネズミや害虫がいるのはひじょうに望ましくないです。

トマト1c㎡に1万個のバクテリア 5

●人間


バクテリアはわたしたちの体の内部や表面につねに存在します。


たとえば化膿した切り傷やニキビなどに存在します。


それで人それぞれの衛生管理が重要になるのです。


約40パーセントの人が鼻やのどに食中毒菌である黄色ブドウ球菌をもっています。


これが手を経由して食べものに移り、増殖のチャンスをつかめばこのバクテリアは毒を作り出すのです。


それは3分間煮ても効力を失いません。


またトイレから出て手を洗わなければ、腸内のバクテリアは食べものに移ってしまいます。


トイレットペーパーは浸透性があり、直接手の指までバクテリアはにじみ出てきます。


不愉快な話ですが、それでも本当のことなのです。

トマト1c㎡に1万個のバクテリア 4

●貝類


貝類、とくにカキやムール貝のように海水をこして餌を採っているものは一般に食中毒と近しい関係があります。


最近イギリスでいくつか大きな事件が起きていますが、それは河口(貝類がよく採れる場所)が街の汚水で汚染されているからです。


バクテリア、ウイルスなどが貝の肉の中に濃縮されているかもしれず、これらを食べるときは十分に加熱しないとひどい病気にかかることがあります。


●洗っていない野菜


忘れてならないのは、野菜は土に育つということ、畑を無菌にするのは不可能だし、望ましくもないということです。


農家は土地を肥やし、作物の生長を促すために堆肥を用います。


1981年、カナダでリステリア病が大発生しましました。


それはキャベツで作ったコールスローが原因で、キャベツ畑の肥料はリステリアに汚染された羊の糞でしました。

トマト1c㎡に1万個のバクテリア 3

次に示すのが危険なバクテリアの温床です。


●生の鶏肉と肉


サルモネラのような有害バクテリアを胃や腸にもっている家畜がいます。


それらが処理されたとき肉が汚染されてもおかしくはありません。


作業している人のナイフが偶然腸に傷をつけ、内容物がきれいな肉の表面にこぼされます。


すると汚染はぶちまけられ、その様子が環境衛生士の目にとまれば、そのナイフを殺菌するよう言うでしょう。


しかし現実はというと、何百万という目に見えないバクテリアは肉の表面についたまま、あなたの家の台所、おそらくは胃袋までの長い旅路につくのです。


食肉処理場には厳しい衛生基準がありますが、ある種の汚染は起こらざるを得ません。


生肉、とりわけ鶏の生肉はつねに汚染の可能性があると考えましょう。

トマト1c㎡に1万個のバクテリア 2

何も分解されず、何ものも生きてはいけないでしょう。


台所やそのあたりにどのくらいの数のバクテリアがいるのか。


トマトの表面1センチメートル四方に約1万個のバクテリアがいると考えられるのです。


・バクテリアはどこから来るのか


バクテリアがわたしたちの環境の一部であるとするなら、食中毒の原因となるバクテリアはどこからやってくるのでしょう?


たとえばサルモネラはどこからくるのでしょう。


驚くなかれ、台所にいる有害バクテリアは毎日、ないし毎週買ってくるナマの食べものからくるのがもっとも一般的です。

トマト1c㎡に1万個のバクテリア

食物のうえでは細菌性粘着物として現われます。


たとえば、"悪くなった"肉は触ると"ネバネバ"します。


ベーコンの表面が玉虫色に"光る"のに気づいたことがないでしょうか?


あれはシュードモナスという無害のバクテリアによるものです。


わたしたちのまわりにはバクテリアはひじょうに多く存在し、その数は想像もできません。


大部分は無害であり、庭のごみの山を堆肥にするのも、食べものの消化を助けるのもバクテリアです。


すばらしい香りをもつチーズやヨーグルトのように、バクテリアとの共同作業で生みだされた産物と人間は深い係わり合いがあります。


もしバクテリアがいなければ、この世の中は巨大なごみ屑の山になるでしょう。

どのようにバクテリアは病気を引き起こすか 2

第2は、押し出すスピードをアップさせる筋肉の収縮。


これらが組み合わされて有害もしくは汚染された食べものは、小腸を急速に通り抜け体外に押し出されます。


被害者は大急ぎでトイレに直行、ということになるのです。


けっして珍しくはないことですが、運の悪いときは嘔吐と下痢とが同時に起こり、この場合は脱水症状がひどいです。


医者が水分をたくさんとるようにとすすめるのはそのためです。

バクテリアは生命の最小単位ともいえます。


それは小さな単細胞の生物であり、ときにはバイ菌とも言われ、どのような環境にも存在します。


ひじょうに小さいため、大量に集まると研究室の寒天平板上でコロニーとして肉眼で見ることができます。